考えの中の甘さ

Essay

インドの甘い甘い菓子『グラムジャムン』
こちらが2024年のトレンドsweetに挙がっていて

初めて口にしたとき
歯が溶けそう~と感じたのを思い出しました。

それを知り
ギーターの振り返り勉強中よりタイミングよい詩でした。

サンスクリット語で
甘いのことを『マドゥ』と呼んだりします。

バガヴァッドギーターというヨーガの話題が書かれている物語の中で重要な人物クリシュナ神について
『マドゥスーダナを滅ぼす者よ』と表現されている詩があります。

‥なんか怖い感じもしますね。。。

ここでのマドゥの意味は妖怪悪魔
前後の話題は省きますが『妖怪を滅ぼす者よ』です

ギーターでは馬車の御者として
言い換えれば

後部座席に座る大事な人を
→道の状況を理解し
→先を見通して
→目的地まで運ぶ運転手さん
のようにです

そんな役割を担うなんでも知っちゃっている全知全能のクリシュナさん(人の姿だけど、ただ者ではない人物)

全てを見通している人は冷静で落ち着いていて
だからこその余裕みたいなものがあったりすると思うのですが

そんなようにね
クリシュナは全てを見通せているから
すべての物事を
ご機嫌に
楽しげに
悪戯もしちゃうくらい陽気で
孔雀のように優美なキャラクターです。

そのクリシュナは私たちの内に潜む
マドゥ=甘い
考えを滅ぼす人 
ということのよう。

つまり、妖怪は私たちの内に
考えの中に存在するという含みをもっています。

‥ドキッの瞬間です。。。

バガヴァッドギーターでは迷える王子の無知を追い払うという流れが始まるのでした。

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